乾燥肌について
冬になるとお肌がカサカサと乾燥してきますね。
乾燥肌は生まれつき?それとも直せるもの?いろいろと分からないことが多いですよね。
乾燥肌ってお肌が乾燥するってだけではないのでしょうか。
乾燥肌についての仕組みを知っておくと美肌を保つことに役立つことがあります。 乾燥肌についての仕組みを理解するには、まずは、お肌の構造を理解することが必要です。 乾燥肌は、しわ、しみ、ニキビ、たるみなど、すべての肌トラブルのもとになるものです。
乾燥肌についてしっかり理解しておくことが、美肌と、若々しさを保つことにつながります。 お肌は、3つの層からできているのですが、表面の表皮と、その奥の真皮、さらにその奥の皮下組織があります。
角質層は肌の一番外側にあり、外気にさらされながら、外からの刺激や乾燥から真皮を守っています。 これは、とても薄い層ですが、重要な役割を果たしているのです。
奥の真皮層では、新しい肌を生成し、外側の角質層まで押し出しているので、この角質層から古い肌がはがれることによって、新しい水分をもった保湿力のある角質層を保つことができるのです。
このお肌が生まれ変わる能力をターンオーバーといいます。 ところが、新陳代謝力の低下や、外気の乾燥、湿度の低下、アンバランスな食事による皮膚の栄養不足、ストレスや疲労による血行不良など、様々な要因が重なり合って、ターンオーバーの働きが低下してしまいます。
古い肌が角質層に残ってしまった状態になってしまうと、層が厚くなり、皮膚がもともと持っている保湿の機能が弱くなってしまいます。
天然保湿因子であるNMF、ナチュラル・モイスチュアライジング・ファクターと呼ばれる成分の低下によって肌の保水力が失われ乾燥肌になってしまうのです。
乾燥肌や敏感肌を予防・対策するためにも、乾燥肌化粧品や化粧水を使って、肌に保湿を与えて乾燥しないようにしていくことが大事になります。