乾燥肌の予防
乾燥肌は全ての肌トラブルの源です。
なぜなら肌のお手入れは保湿を最も重要としているからです。
どうして乾燥肌は起きるのか、どうして肌トラブルが起きるのかを理解しておけば、乾燥肌を予防することにつながるでしょう。 乾燥肌の予防にはどんなことを知っておいたらいいのでしょうか。
まずは、乾燥肌が起きてしまう原因について考えます。 大人になってから起きる乾燥肌の原因は、加齢によるものですが、この加齢を促進させてしまうものがあります。
これを知っているといないとでは、普通に生活していても、加齢のスピードが全く変わってしまうので、乾燥肌の予防に役立つことは間違いありません。
乾燥肌の一番の敵は紫外線です。 紫外線というのは、ひどい日焼けをして痛さを感じない限りは、特に何も感じないので、つい油断してしまうものですが、このダメージを肌は最も受けています。 紫外線は一年中を通して、皮膚の奥まで到達し、肌の組織を破壊し変質させ、長い年月をかけてダメージを与えます。
もちろん、水分を奪うとともに、新しい皮膚作りを作る土台の組織を壊してしまうのです。 そのため、乾燥肌はもちろん、シミやそばかす、たるみの最も大きな原因の一つです。 必ず日焼け止めを塗ることを、帽子や日傘、スカーフを首周りに塗ってお肌を保護してあげましょう。
これが最大の乾燥肌の予防の一つです。 そして保湿をしっかり行うことです。 まずは、質の良い化粧水や美容液を使って、水分を保湿し、それからその水分が蒸発しないように、乳液で膜を作ります。
洗顔をする時には、キメの細いたっぷりの泡で優しく洗ってあげます。 間違ってもゴシゴシこすってはいけません。 洗顔の後のタオルで拭き取るときも、優しく抑える用に水分を拭き取りましょう。
食事での予防・対策
今の食生活を改善するだけでも乾燥肌を予防・対策することはできます。普段の食事では十分な栄養が摂取できず、特に乾燥肌対策に必要なビタミンC、ヒアルロン酸、コラーゲンなどの成分が不足しており結果乾燥肌になってしまいます。
そこで食生活を、栄養バランスの良い食事にすることや、乾燥肌にとって良い辛い発汗作用のある食べ物を食べるようにしましょう。
辛い食べ物を食べると発汗作用で、自然と肌に水分がいきわたり、保湿効果もあります。 また、新陳代謝も活発になるので、古い乾燥肌の角質層が潤いのある新しい肌に生まれ変わります。
辛い食べ物としては、唐辛子、豆板醤、カレー粉などの香辛料を使った料理が良いと思います。 また辛い食べ物以外にも、ビタミンを摂取するのも必要不可欠です。
春菊や小松菜に含まれるビタミンA、ほうれん草に含まれるビタミンB2、血液循環を良くしてくれるビタミンE、美容効果の高いビタミンCなどをバランスよく摂取するようにしていきましょう。