乾燥肌の原因
乾燥肌は、お肌のいろいろなトラブルを引き起こします。
乾燥肌の原因をしっかりわかっておくことが、乾燥肌にならないようにする対策を立てて、美しいハリのある若い肌を保つことにつながりますね。
乾燥肌の原因には、どんなことがあるのでしょうか。
乾燥肌の原因の主なものは、外気の乾燥や湿度の低下、新陳代謝能力の低下、食事のバランスが崩れて、皮膚に必要な栄養が不足する、加齢、ストレス、喫煙などによるものがあります。
人間の肌には、もともとバリア機能があって、体内の水分の蒸発を妨げて乾燥を防いでくれると共に、外からの刺激の侵入を防いでくれています。
しかし、冬の湿度の低下や冷たい風にさらされたり、夏でもエアコンの聞いた室内に長時間いることで乾燥が進んでしまいます。 体の中にある水分がどんどん外にでてしまい、保湿機能が追いつかない状態ですね。
新陳代謝能力が悪くなると、新しい肌への生まれ変わりが促されず、カサカサした角質が残ってしまいます。 ストレスや疲れは血行不良を引き起こしてしまうため、栄養がお肌の細胞の隅々まで行き届かず、保湿機能が滞り、乾燥肌を引き起こします。
お肌には、表面の層である角質層とその奥で水分や弾力を含み、新しい皮膚を生成する真皮という層があるのですが、角質層は肌の乾燥を防ぐための大事な役割を果たしています。
角質層には、肌の水分を保つ保湿機能があるのですが、これが正常に働かなくなると水分を保つことができず、乾燥肌になってしまいます。
よく乾燥肌の逆はオイリー肌と思われがちなのですが、そうではなく、水分量を保てない、保湿成分の機能の弱い肌なので、オイリー肌で乾燥肌ということもあり得るということですね。
ストレスの影響
ストレスや睡眠不足は、ホルモンバランスが崩れてしまうので、肌の細胞に栄養が行き届かずに新しい皮膚が作られにくくなり、乾燥肌などの肌トラブルを引き起こす原因になります。現代はストレス社会なのでストレスがたまると思います。人は、ストレスを感じると体内の血液が脳に集中するため、肌への血流が不足してしまい、肌が荒れてしまうのです。
その他に、ストレスがたまると活性酵素が発生して、肌が酸化してしまいます。肌が酸化することは肌が老化することなので、しわやたるみの原因にもなります。
また、自律神経が乱れることによって、肌細胞の再生のターンオーバーも正常に働かなくなってしまいます。
このように乾燥肌は、精神的なストレスが原因でもできるのです。ストレスは肌に大きな影響を与えます。
生活する中でストレスをためないことは大事ですが、ストレスがない生活は難しいので、上手にストレスを発散するようにしましょう。