敏感肌と乾燥肌の違い|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

敏感肌と乾燥肌の違い

美容に敏感な女性たちの話を聞いていると、「自分は乾燥肌だ」「自分は敏感肌だ」と考えている人が多い事に気が付きます。雑誌やテレビの特集などでも、「脂性肌」の悩み対策より、乾燥や痒み、ヒリヒリへの対策が謳われている事の方が多い気がします。

 

でも、よくよく調べて行くと、敏感肌と乾燥肌の違いが良く分かっていない人もたくさんいるんです。 ココを理解しないままお肌のケアをすると、場合によっては症状がよりひどくなったり、全く効果が現れなかったり、と言う事になりかねません。そこで、今回は肌質の違いについて、ちょっと詳しく見て行く事にしましょう。

 

まずは、乾燥肌についてです。 肌が乾燥する、と言うのは、もともと皮膚の保水力が低い、水分補給が足りていない、などの理由で、肌から水分が失われてしまい、そのせいで正常なバリア機能が働かない人の事をさします。

 

通常、肌の表面は水分と油分とで構成された薄いヴェールのようなものが覆っており、それが外部の刺激から守ってくれます。 しかし、肌の水分量が足りていないと、このヴェールをうまくつくることができず、べたついたり、乾燥したりするのです。 一方、敏感肌とはどんな肌の事なのでしょうか。

 

間違いやすいのは、肌質が敏感な人の多くが、乾燥も同時に感じているという点です。 肌が敏感な人は、普通の人が何でもない事のように感じるちょっとした刺激でも、肌がピリピリしたり、炎症を起こしたりします。

 

気温の変化、湿度の変化、化粧品に含まれる成分、自分の汗、紫外線などなど。 肌の調子が悪い時にはいつもは問題なく仕えている化粧品でも肌荒れしてしまう事があり、油断ができません。

 

もちろん、乾燥も刺激の一つです。 炎症を起こした肌はそこに傷ができ、水分が失われやすい状態に陥るため、肌が敏感だと乾燥しやすい、という仕組みになっているのです。

 

敏感肌の人は、乾燥肌の人と違い、とにかく保湿すれば症状が改善される、という事はありません。 もちろん保湿も大事ですが、自分の肌がいったいどんな刺激に弱いのかを把握し、正しく対処する事が必要です。

 

また、季節の変わり目だけ肌が敏感になってしまう、揺らぎ肌と呼ばれるタイプもあります。 普段から乾燥に悩む人に多くみられる肌質の一つです。