乾燥肌の人は柔軟剤に注意|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

乾燥肌の人は柔軟剤に注意

洗濯物がふんわり仕上がる柔軟剤は、今や使っていない人がいないほどですよね。 特に最近は香りのバリエーションも豊富で何種類かを使い分けている人もいるほどの人気です。

 

しかし、柔軟剤は強力な界面活性剤や香料が入っています。 食器用洗剤、シャンプー、クレンジング剤等、汚れを落とす製品には、ほぼ界面活性剤が入っているのです。

 

そして柔軟剤に使われる界面活性剤は、洗濯用洗剤に使われるものより毒性が強く、浄水場で良いバクテリアまで死滅させてしまうほどなのです。

 

そんな柔軟剤が、肌に良いわけがありません。 香りを長持ちさせるために柔軟剤が入った後はほとんど「すすぎ」がされておらず、柔軟剤に含まれる界面活性剤は衣類には確実に残っていると考えられるからです。

 

そんな柔軟剤まみれのタオルで洗顔後、顔を拭いたらどうなるでしょうか。 同じく界面活性剤の残った枕カバーに顔を押し当てて8時間も寝たらどうなるでしょうか。 肌のバリア機能が低下している乾燥肌に、悪影響をもたらすことが容易に想像できますよね。

 

洗濯は石鹸でするのが一番良いです。 洗濯石鹸として粉せっけんや液体せっけんが市販されています。 柔軟剤は使わなくても、ふわっと仕上がります。

 

それでもごわつきが気になるようであれば、柔軟剤の代わりとしてお酢を少し入れれば柔らかくなりますし、もちろんお酢のニオイが洗濯物に残ることもありません。

 

また、「乾燥肌、敏感肌用」を謳っている界面活性剤不使用の柔軟剤もあります。 例えばニトムズの「天然ソフナーふわり」。 大豆から抽出した「大豆レシチン」を主原料に、植物性の原料だけを使用しているので、肌が弱い人でも安心です。

 

ライオンの「ケアベール」というのもあります。 独自で開発した柔軟成分(HFS)を配合しており、チクチク、ムズムズの原因の一つである「肌と衣類の摩擦」を抑え、滑らかな肌触りに仕上がります。

 

乾燥肌の原因はたくさんあります。 何が原因かが特定できれば、乾燥肌改善の近道にもなります。 なかなか改善しない乾燥肌は、もしかしたら柔軟剤が原因かもしれません。 衣類や寝具は肌に直接ふれるものですから、洗剤とともに、柔軟剤を見直してみるのも良いかもしれませんよ。