ストレスの増加が乾燥肌を悪化させる|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

ストレスの増加が乾燥肌を悪化させる

冬だけに限らず乾燥肌で悩んでいる人は多いと思います。 乾燥肌の原因は、乾燥だけではないからです。 夏でも肌が乾燥する、なのにニキビ(吹き出物)もできる、そんなトラブル肌でどうして良いかわからなくなっている人もいるのではないでしょうか。

 

乾燥肌の原因はひとつではないので、突き止めるのは難しいかもしれませんが、そのひとつはストレスかもしれません。 ストレスは、体にさまざまな悪影響を及ぼすことがわかっていますが、肌もしかりです。

 

人間はストレスを感じると、アンドロゲン、アドレナリン、コルチゾールなどのホルモン量が増加します。 その中の「コルチゾール」は増加すると、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンを破壊したり、肌の回復力を弱めたりと、悪さをするのです。

 

またコラーゲンと並んで水分の維持に必要なヒアルロン酸の合成まで抑えてしまいます。 ストレスを常に抱えていると、結果、シワやシミ、乾燥肌を引き起こしてしまうのです。

 

精神的ストレスが原因で睡眠不足になっても、乾燥肌になる可能性があります。 成長ホルモンは、皮下組織の水分を保ったり、肌のターンオーバーを促す働きを持っています。

 

ストレスで睡眠時間が十分取れなかったり、眠りが浅いと成長ホルモンが十分に分泌されず、乾燥肌を引き起こすのです。 成長ホルモンをより多く分泌するには、深い睡眠をとることです。 寝始めてから3時間の、深いノンレム睡眠時に成長ホルモンは分泌量が増えるからです。

 

他にもストレスは身の回りにたくさんあります。 例えば紫外線や汚染された空気、タバコなど。 また、暑い・寒い等の気温や、空腹もストレスになります。

 

ストレスが溜まると活性酸素も増加し、免疫や代謝が低下してしまうこともあります。 活性酸素は細胞を傷つけます。 傷ついた細胞は、メラニンをうまくつくることができなくなったり、肌にハリをつくるコラーゲンを生成できなくさせたりします。

 

人間関係にストレスを感じていない人はおそらくいませんし、程よいストレスは必要だとも言われています。 自分が何にストレスを感じるかを知っておくことが重要なのです。

 

そして「これなら絶対ストレス解消できる!」という、とっておきのストレス解消法を自分の中にいくつか用意しておくことが肌にとっては大切なのですね。