乾燥肌の人は季節の変わり目に注意
乾燥肌の人は、季節の変わり目にかゆみがでたり、乾燥がひどくなったりします。
一番季節の変わり目で肌がダメージを受けるのは、春先と言います。
花粉の飛ぶ量が多く、紫外線が強くなってくる3月〜4月。 この時期は朝と夜の寒暖差も激しく、加えて新学期や新年度で環境が変化する人が多く、ストレスが溜まりやすいというのもあるかもしれません。
寒暖差が激しいと肌の新陳代謝が乱れ皮脂分泌が多くなってくるので、乾燥肌なのに吹き出物ができる、というやっかいなケースが多く見られます。
こういった季節の変わり目は、過度なスキンケアを避けることです。 いつも使っていた化粧品でかゆみが出た、という場合はちょっとした刺激で肌が敏感になっているということです。
ですからかゆみ止めを塗って、無理していつもの化粧品を使い続けるのではなく、低刺激と謳っているものに変えたり、洗顔を水だけにしたり等の工夫が必要です。
洗顔のとき使っている水道水の塩素が、乾燥肌を助長させているかもしれません。 洗顔の最後に「精製水」で洗うのもおすすめです。
また、保湿が足りないんだとフェイスパックをやったりする人もいますが、普段やらないスペシャルケアはやらないほうが良いです。 とにかくシンプルなスキンケアを心がけ、肌が回復するのを待ちましょう。
スキンケアがシンプルな代わりに、食べ物で体の中から乾燥肌に良いものを摂取するのはおすすめです。 食べ物ではたんぱく質、ビタミンA、ビタミンB2、B6、Eが大切です。 何でも満遍なく食べるのが一番良いのですが、特にこれらは意識したほうが良いです。
たんぱく質はターンオーバーを正常に機能させる役割があります。 なので野菜中心のダイエットを続けていると、肌がかさかさになってしまうのはこのためです。
ビタミンAは皮膚細胞の働きを正常化し、表皮の下にある真皮の力まで引き出す作用があります。 ビタミンBは細胞の再生や成長の促進をする働きがあります。 ビタミンEは血行を促進したり、活性酸素の発生を防ぐ効果があります。
たんぱく質、ビタミンA、ビタミンB2、B6、E。 これらすべてを含む食材があるのです。 それは卵。 卵で季節の変わり目に揺らがない肌をつくることも心がけてみてください。
