冬の乾燥肌が原因で体が臭い?|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

冬の乾燥肌が原因で体が臭い?

最近のアンケートで、冬になると肌にトラブルを感じると答えた女性は94%にものぼるという結果が出ています。 そのトラブルの一番は、「乾燥」で40%にもなっています。

 

乾燥以外では、「毛穴」「シワ」「シミ」と続いていますがどれも10%程度です。 乾燥で悩んでいる人は本当に多いのですね。 乾燥肌の人は、体が臭い可能性があります。

 

肌とニオイなんてまったく関係ないような気がしますよね。 しかも、オイリーでべたべたしている人のほうが臭いのでは?と思う人も多いでしょう。 実は、乾燥肌はニオイと密接に関係しているのです。

 

乾燥肌の原因は、バリア機能の低下です。 バリア機能が低下すると、角質層の中の水分が蒸発しやすくなり、その水分とともに身体の老廃物などのニオイが放出されるのです。 これが体臭の原因になっています。

 

また、乾燥肌の人は少ない水分の蒸発を防ごうとして、皮脂が過剰に分泌されます。 その皮脂が酸化すると、ノネナールが発生します。

 

ノネナールとは皮脂に含まれる脂肪酸である9−ヘキサデセン酸が、酸化分解されて生じる不飽和アルデヒド。 中高年者特有の体臭の原因となるもので、いわゆる加齢臭のことなのです。

 

加齢臭は男性のもの、と思っていたら大間違い。 ニオイケアを頻繁に行っている女性は多いと思いますが、冬になると汗をかくことが少ないため、夏より手を抜きがちですよね。 冬こそ、乾燥肌対策をしっかり行って臭いを防ぐことが大切です。

 

乾燥肌対策はスキンケアだけではありませんが、冬に特に気をつけたいのは、「体を洗う時は手で洗う」ということです。 こちらも最近のアンケートですが、ボディタオルを使って体を洗う女性は、7割近くいるという結果になっています。

 

ボディタオルはしっかり汚れや垢を落とせるし、すっきりすると感じるようですが、肌は確実に傷つきます。 きちんと泡立てれば、手を使って洗っても汚れは落ちますし、角質層を剥がしてしまうことも少なくなります。 そしてお風呂から上がったら脱衣所ですぐに保湿をすることです。

 

また、冬は血行が悪くなり皮脂の生成も減少し、新陳代謝が落ちます。 血行を促進するために、適度な運動やストレッチをしたり、体を温めるものを食べたりすることも乾燥肌対策になりますよ。