乾燥肌を防ぐ室内の湿度管理
乾燥は、皮脂の分泌量や水分量が減ることで起こります。肌表面に潤いがなくなり肌トラブルがおこる事があります。そのような場合には湿度も関係があるのでしょうか。
乾いた空気の中にいると肌の水分が蒸発してしまい肌が乾燥してしまうことがあります。乾燥が続くことによって、肌を守ってくれている皮脂やセラミドなどの保湿成分を奪ってしまい、肌の乾燥状態が続いている肌の状態のことを乾燥肌と言います。
乾燥が続くと肌荒れや小じわなどの原因になるといわれています。 肌に良いと言われる湿度は65〜75％と言われています。
湿度が50％を下回ると体も隠れ脱水状態になる危険性があると言われ、肌も少しずつ乾燥し始めると言われています。皮膚は水分が出ていく最前線だということができるので湿度60％を必ずキープしておきたいものです。
肌が少しずつ乾燥し始めると言われています。しかし、肌の状態を中心に考え湿度65％以上にしてしまうと室内にはダニやカビが生えやすくなるので、室内の場合には60％を目安に加湿を行うと良いでしょう。
季節ごとの平均湿度は、春と秋は50〜60％・夏は60〜65％・冬は30〜50％です。冬は空気が乾燥した状態ですが、冬だけではなく夏には冷房による肌の乾燥がおこります。
冷房を使う場合には室内の湿度管理をしっかりとして、肌の保湿をきちんとしていく必要があります。肌の水分保持機能を高めることで、肌の乾燥状態や乾燥肌を防いでいきましょう。
