乾燥肌と脱毛の関係
角質層に含まれる天然保湿因子NMFや角質細胞間脂質、そして皮脂などの天然の保湿成分には、お肌全体を満遍なく潤いで満たし、若々しい見た目の印象を与えると同時に、紫外線や細菌などの外部からの刺激にも対抗するためのバリアの機能も果たしています。
むしろ、お肌の本来の働きは、この外部からの刺激によってあなたの身体が侵されないようにするためのバリア機能なのです。
お肌は、実は大切な免疫器官の一つで、私たちの身体に外部から細菌が入り込んだりしないように、または紫外線などの刺激にも抵抗できるようにするために日々役割を果たしています。
このお肌が持つ外部の敵に対抗するための免疫機能は、天然の保湿成分である天然保湿因子NMF、角質細胞間脂質、皮脂の３つがお肌に満遍なく行き渡り、潤いが満たされている状態で初めて効果を発揮してくれます。
お肌の潤いを保つために必要なNMFと呼ばれる天然保湿因子と、角質細胞間脂質、皮脂膜の３つの天然保湿成分は、お肌の美容と健康に欠かせない成分ですが、古くなったこれらの天然保湿成分はそのまま放っておくと肌トラブルの元となるので、定期的に洗顔によって洗い流す必要があります。
しかし、この洗顔のおこない方次第で、更なる乾燥を招いてしまったり、肌トラブルを引き起こしてしまったりするケースも少なくありませんので注意が必要です。
乾燥肌の方が脱毛を行いたい場合は、出来れば乾燥肌をある程度改善させてから脱毛の治療を受けたほうが良いと考えられます。
脱毛治療には光の熱を使い行うものもあるので、この光の熱によって乾燥肌が余計に悪化してしまうことがあるからです。 乾燥肌の症状を悪化させないためにも、まずは症状を改善させてから脱毛の治療を受けるようにしましょう。
