人間の肌にはバリア機能がある
乾燥肌はお肌がかさかさして痛いだけでなく、様々なお肌がのトラブルをまねくやっかいものですね。
乾燥肌の原因は、空気の乾燥によって起こるものですが、普段の手入れによって改善し、つやつやの肌に近づけることができます。
まず、人間の肌には天然の保湿成分であるバリア機能があるということを理解しておきましょう。 バリア機能とは、体内の水分や、乾燥から防ぐためや、外からの刺激の侵入を防ぐための働きです。
皮膚の表面を覆う皮脂膜や、角質細胞がその役割をしています。 これらが正常に機能していることによって、潤いのあるお肌を保つことができているのです。
この機能を正常に保つためには、普段の生活習慣が大きく影響してきます。 まずは、バランスの取れた食事をすること、摩擦による皮膚へのダメージや、室内の温湿度、ストレスなど、様々です。
生活習慣によって、体の内側から状態を整え、肌の保護機能が正常に働けるように心がけることが最も大事なことですが、同時に保湿をおこなっていくことも必要です。 保湿は、ただやみくもに保湿クリームを塗ればいいというものではありません。
毎日の洗顔や入浴時に、ついしてしまっていることですが、つい肌をゴシゴシとこすってしまっていることで肌を傷つけています。
肌をゴシゴシとこすることは、肌にダメージを与え、皮脂膜を取りすぎる原因になってしまい乾燥肌につながります。 きめ細かい石鹸の泡で優しく洗い、潤いを取りすぎない刺激の少ない洗顔料を選ぶことが大事です。
保湿を行う時は、天然成分のたっぷり配合された、質の良い美容液をつかって水分を補給します。 コットンに含ませて軽くタッピングしていくと、お肌の奥の真皮層まで浸透されます。
オイリー肌でも、水分は必要なのでこの過程を飛ばさずにしっかりと行いましょう。 その後、クリームで、水分が逃げないようにふたをします。
