リキッドファンデーションは乾燥肌の味方か
化粧の基本であるファンデーションは大きく分けて、クリームタイプ、リキッド、パウダーの3種類があります。
乾燥肌の人はパウダータイプのものは粉が吹いたようになって、さらに乾燥して見えるからリキッドファンデーションやクリームのほうが使いやすいと思う人が多いようです。
しかし、リキッドファンデーションは肌に密着して潤いを与えているように見えますが、実際には肌に大きな負担を与えている場合が少なくないのです。 もともとファンデーションはパウダー状ですが、液状やクリーム状にするため乳化剤が使用されています。
そしてこの乳化剤は界面活性剤で大変強力な化学物質で乾燥肌の人にとっては刺激が大変強く、リキッドファンデーションの成分も肌に残りやすくなっています。
そのためメイク落としの際にしっかりと洗わなければいけないため、その分肌の皮脂が洗い流されてしまいます。 必要以上の皮脂が流されると乾燥肌がますます進んでいってしまいます。
そのため、乾燥肌の人こそパウダーファンデーションを使うようにしましょう。 メイク前にしっかりと保水と保湿をすることでパウダーは浮き上がりませんし、肌に対する負担も軽くて済みます。
また最近ではオンリーミネラルという肌に優しい成分のみで開発されたファンデーションもあるので、肌のために優しい素材のものを選びましょう。
しかし、最近では低刺激性のリキッドファンデーションや保湿力があるものも、販売されているので、それぞれの内容成分などを確認してみてもいいでしょう。
肌をしっとりさせるのは、メイクではなく、日々のスキンケアです。 めんどうくさがらずにしっかりと保水と保湿を行っていくことで徐々にではありますが、肌の改善を感じていくことが出来るでしょう。