適切な対策で乾燥性敏感肌を撃退
冬になると、皮膚が粉を吹くようになる、すぐに肌がカサカサになってしまうなど、「乾燥性敏感肌」の症状に悩んでいる方も多くいらっしゃるかと思います。
中には、毎年厄介だと感じていても、「病院に行くほどのことではないから」といって、何の対策もせずに放置している方も、結構多いのではと思います。
乾燥性敏感肌とは、普段は「敏感肌」といわれているものです。 「セラミド」という脂質が不足し、皮膚の潤いや弾力が失われることで、肌が敏感になっている状態のことをいいます。
セラミドとは、皮膚の角質層に存在している脂質のことで、皮膚が潤っている状態を維持する役割を担っています。
また、紫外線などの、外部からの刺激を防御する働きもあり、何らかの原因によってセラミドが不足し、乾燥性敏感肌を発症すると、次のような症状が現われます。
- セーターなどの衣類が皮膚に触れると、チクチクするなど、皮膚への刺激を感じるようになる
- 皮膚が白い粉を吹くようになる
- 保湿剤を使わないと、すぐに肌がカサカサするようになる
- 皮膚が温まっている状態の時に、体中がかゆくなる
- 湿疹ができる
乾燥性敏感肌は、セラミドが不足することで発症するということは、乾燥性敏感肌の対策も、どのようにしたら良いのか見えてくるかと思います。 乾燥性敏感肌の対策は、セラミド不足に陥っている皮膚に、セラミドの配合された化粧品で補充してあげればよいのです。
クリーム・乳液・ローションなど、様々な種類の化粧品にセラミドは含まれています。 セラミドの含まれた化粧品で対策を行うと共に、サプリメントなどでセラミドを補うこともできますから、乾燥性敏感肌だからといって諦める必要はないのです。