幼児のスキンケアについて
大人に比べ、赤ちゃんや幼児、子どもの肌は皮膚が薄く、脂肪の分泌が少ないため乾燥肌にとてもなりやすくなっています。
特に冬の時期は空気が乾燥するので、肌がカサカサして粉をふいた状態になりやすく、かゆがるようになります。
肌が乾燥したまま放っておくと、赤ちゃんや幼児の場合は自分でケアできないのはもちろん、ケアをしてほしいという事もできないので、どんどん悪化して皮膚炎などを起こす心配もあります。 大人が注意してあげて、乾燥肌気味になっていると思ったらケアしてあげるようにしましょう。
健康な肌の状態の時なら、赤ちゃんや幼児でも大人と同じ石鹸で体を洗っても大丈夫ですが、乾燥肌の状態が進んで皮がむけたり、赤くなっていたりするようなら低刺激性の石鹸を使うようにしてください。
洗う時はゴシゴシこすったりせず、よく泡を立てて肌に泡を乗せてなでるようにして洗ってあげます。 タオルなどを使わなくても充分きれいになります。
お風呂上りに体を拭くときにも、皮膚に刺激を与えないようにタオルで軽く押さえるようにして水気を拭いてください。 お風呂上りは急激に肌が乾燥しやすくなりますので、できるだけ早く保湿をしてあげるようにします。 この時使う保湿クリームも、低刺激性の乳幼児用のものがいいでしょう。
赤ちゃんや幼児の場合、乾燥肌がひどくなると肌がひび割れたり、湿疹が出たりすると、そこから雑菌が入りやすくなるので、どんどん肌の状態が悪くなるので、日頃のケアをしっかりするようにしましょう。