生活習慣や食事に気をつける
冬に肌が乾燥して起こる乾燥肌でお悩みの方は、多いですが、季節のものだからと諦めてしませんか？
乾燥肌が起きるのは、肌の表面の角質層の水分が少なくなることと、内側からの皮脂の分泌が少なくなることが原因です。
外側からのケアとして、肌の水分補給と、それ以上水分が失われないように、保護することはもちろん不可欠ですが、生活習慣や食事に気をつけることで、内側からの改善を促すことができます。
肌の水分を保ち、保護するには、角質層からの水分蒸発を防ぎ、肌を潤す栄養を取ることが大事です。 健康に良い、バランスのとれた食生活をすると共に、特に肌に良いと言われるセラミドやビタミンA、脂質、新陳代謝を高めるスパイスなどを食事に取り入れましょう。
セラミドとは、よく保湿クリームなどにはいっている成分ですが、もともと皮膚の角質層にある脂質で、皮膚を外からの刺激から保護して、角質層の水分を保つ働きをしています。 角質細胞の隙間を埋めて、バリア機能の役割をしている大事な成分ですね。
このセラミドが不足すると角質は不規則になり、刺激を受けやすくなると共に、バリア機能が弱まり、乾燥肌になってしまいます。
セラミドは年齢とともに失われていってしまいます。 セラミドを多く含む食品は、ヨーグルト、ほうれん草、小麦や大豆、生芋こんにゃくなどがあります。
米にもセラミドは含まれていて、最近は米から抽出したセラミドを使った化粧水もたくさん出まわっているくらいです。 白米には成分は含まれていないので、毎日の食事に玄米を取るようにするといいですね。 セラミドは熱や酸、アルカリにも強いので、調理しても失われることがないそうです。
その他、乾燥肌に良いと言われるのが、豚肉です。 豚肉は質の良い脂質やビタミンを含んでいますし、様々な肌のトラブルに効くと言われています。 でも、食べ過ぎには注意しましょうね。
