乾燥肌にはエアコンは大敵
湿度の高い夏なのに肌が乾燥する、冬になると毎年乾燥肌が酷くなる、そんな人はいませんか。
大きな原因として、エアコンによる乾燥が考えられるのですよ。
肌の潤いを守ることを第一に考えると、最適な湿度は70%以上です。 日本の夏はこの条件を満たしていますが、冬場はまずない数値です。 冬に乾燥対策が必要なのは当然のことと言えるでしょう。
冬場はエアコンのおかげでどこに出かけても快適な温度で過ごすことができます。 その代わり、温められた空気が皮膚から水分を奪ってしまうのです。
主な暖房器具がストーブだった頃は、ストーブ上にやかんをかけることで湿度を補っていました。 今は、乾燥肌にならないために湿度は自分で管理するしかありません。
持ち運びができる、オフィスに置いていいサイズで電力を使用しない加湿器があります。 加湿器のすぐ周りの湿度しかコントロールできませんが、冬場には助かるアイテムですよ。
一方で、夏のエアコンを効かせた室内の湿度は屋外よりずっと低い状態にあります。 これは湿度を下げることで、部屋の空気をより快適にしているからです。 温度と湿度を両方下げることで確かに居心地はよくなりますが、肌にはよくない状態ですね。
特にエアコンの吹き出し口の近くには気をつけてください。 不快な汗から解放される一方で、皮膚がすぐに乾燥していきます。 扇風機でも、気持ちいいからと近くにいると乾燥肌へ近づいてしまうのですよ。
夏でも肌の保湿や保護を怠らないことで、エアコンによる乾燥から守ってあげましょう。 スキンケアの際には、暑い時期でもクリームを使って肌の水分が逃げないよう蓋をします。 メイク前の下地には保湿効果が高いものを使ってくださいね。