乾燥肌は吹き出物が出来やすい
朝起きて鏡をのぞくと、吹き出物が出来ていることがありませんか。
吹き出物が出やすいのは脂性肌だというイメージがありますね。
ですが、実は乾燥肌の人にだってよく見られるのですよ。
脂性肌の人の場合、元々皮脂の分泌量が通常の人より多いのです。 皮脂腺から分泌された皮脂が毛穴に溜まってしまい、炎症を起こすのが脂性肌の特徴です。
一方乾燥肌の人は、肌に常に水分が不足している状態です。 皮脂の分泌が少ないので、吹き出物とは無縁に思われることが多いようです。 ところが、これは思い込みにすぎないのですよ。
乾燥肌の人の肌は、常に細胞が水分を逃がさないようサインを出した状態となります。 サインを受けて、肌は少しでも肌から水分を逃がさないように皮脂の分泌を多くします。 この皮脂が過剰になってくると、吹き出物の原因になってしまうのです。
特に洗顔時には気をつけましょう。 乾燥しているのにベタつくため、自分を脂性肌だと勘違いする人もいます。 洗顔で皮脂を取りすぎると、水分不足の肌を守るためさらに皮脂が分泌されえる悪循環が発生するのです。
肌が乾燥すると、角質を厚くして肌を保護しようとします。 結果として、新陳代謝がうまくいかなくり角質やその代謝物が毛穴に詰まってしまいます。 毛穴が詰まると皮脂が出口を失い、吹き出物になります。
肌のトラブル全般を防ぐためには、洗顔後やお風呂上がりの保湿が必要です。 乾燥肌の人は、まず水分をたっぷり肌に与えて保湿してあげてください。 水分が肌に補給されれば、皮脂の過剰分泌は抑えられていきます。
また、乾燥肌の人は小じわやしみもできやすい体質が多いようです。 スキンケアは欠かさず行い、これらも防いであげましょう。
