お風呂で乾燥肌を悪化させることもある
お風呂でゆったり温まったはずなのに、お風呂上がりに肌がかゆくなることはありませんか。
これは肌が乾燥してしまっているのです。
まず、シャンプーやボディソープを見直しましょう。 乾燥肌の対策がなされていますか。 体に使うのは、液体のボディソープより固形の石鹸が乾燥肌にはいいという話を聞きます。
体を洗うときには、ナイロンタオルでゴシゴシ擦らないようにしましょう。 化学繊維は乾燥肌に刺激が強い上に、擦ったのでは炎症の元になりかねません。
綿などのタオルを用いるか、タオルやスポンジで立てた泡を手でなでるように洗うといいでしょう。 特に乾燥からの敏感肌になった人は、綿のタオルですら刺激になることがあるのです。
お湯の温度にも気をつける必要があります。 熱すぎるお湯につかると、肌の水分蒸発を促進させます。 肌を守るために必要な皮脂も奪われて、お湯につかっているにも関わらず乾燥してしまうのです。 ぬるめのお湯にゆっくりつかるといいですね。
これはお風呂だけでなく洗顔時にも言えることです。 特に寒い季節、朝晩の洗顔やクレンジングを熱いお湯で行ってはいませんか。 乾燥肌の原因になるので、洗顔は常に人肌のぬるま湯を使いましょう。
入浴剤にも保湿作用のある商品を探してみてはいかがでしょうか。 最近ではスクワラン、セラミド、ヒアルロン酸などを配合した入浴剤が売られています。 カミツレエキスは保湿だけでなく消炎作用もあると言われています。
入浴後は全身のお手入れもしっかり行いましょう。 特に冬場は外気も乾燥しているのですぐに肌が乾いてしまいます。 夏でも肌を放置せず、保湿剤やクリームで保湿してあげてください。 入浴後すぐのお手入れで、肌の状態は変わってきますよ。