皮膚の乾燥の原因|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

皮膚の乾燥の原因

皮膚の乾燥は、ただ単に水分不足の場合もありますが、なかには別の疾患を原因としている場合もあります。

 

甲状腺低下症などの病気はお肌の乾燥をもたらすといわれています。 他にも身体の機能が低下することによって皮膚の乾燥や固くなる、といったことが起こる場合もあります。

 

スキンケアをきちんとしているのに突然ひどく皮膚が乾燥し、それがなかなか治らないといった場合は、いちど皮膚科を受診してみるといいでしょう。

 

通常の皮膚の乾燥であれば、皮膚の水分を一定量に保つことを心がけることでゆるやかに改善します。 ワセリン、グリセリンといったものを含んだ軟膏、クリームなどを使用して皮膚の水分を逃さないようにしましょう。

 

また皮膚の乾燥がひどくなり皮膚がフケのようにはがれてきてしまう状態を落屑(らくせつ)とよびますが、これがかゆみをともなって掻いてしまうと、感染や痕が残ってしまうこともあります。

 

落屑は、サリチル酸や乳酸、尿素を含む溶液やクリームを塗ることによって治していきます。 皮膚の乾燥がはがれてきた場合は、かゆみの症状が出る前に早めに皮膚科にいくほうがいいでしょう。

 

これは皮膚が乾燥しやすいといわれている老人だけでなく、子どもも同様の症状を起こすことがあります。 掻きむしることのないように、つめを短く切っておき鎮静効果のあるクリームなどで皮膚をおおってあげることが大切になります。

 

いずれにせよ適切な治療は皮膚科医に相談した方がいいですから、症状を悪化させる前にただの皮膚の乾燥と思ってしまわないほうがいいでしょう。