子どもの乾燥肌に伴うかゆみのケア
子供は肌が弱く、皮膚も薄いので肌トラブルを起こしやすく、乾燥肌になりやすいです。
軽いものだと肌がカサカサして、白く粉をふくといった状態ですが、それが進むとかゆみが出てきます。
顔や足のすねなどに出ているうちはまだ、あまりかゆみを感じることはありませんが、背中やひじの裏、膝の裏側など皮膚の柔らかい場所が乾燥肌になると、かゆみを強く感じる子供が多くなります。
子供の場合は、自分でこまめにスキンケアすることが難しいので、放っておくとどんどん悪化して皮膚がゴワついたり固くなったり、湿疹ができたりして、症状が重くなってかゆみや湿疹が慢性化してしまいます。
子供の肌に乾燥している様子が見られたら、かゆみが出る前に大人がケアしてあげましょう。
子供は動きが活発で汗をかきやすいため、塗り薬などはすぐに取れてしまうし、赤ちゃんの場合は舐めてしまう心配もあるので、入溶剤で肌を保湿するのはおすすめです。
ただし、刺激が強い物は避け、赤ちゃん用の入浴剤などを使いましょう。 赤ちゃん用であっても、化学薬品が混ざっているものもあるので、購入するときには成分をしっかりチェックする必要があります。
乾燥肌をケアするのには、ベビーローションなども効果があります。 植物由来成分でできたものが多いので、赤ちゃんにも安心して使えます。
ローションはお風呂上がりに塗るのが一番です。 一度大人がローションを手に取ってから、やさしくマッサージするように塗ってあげましょう。