アトピー乾燥肌の対策方法
アトピー性皮膚炎は、何らかのアレルギーが原因で肌の表皮角質に異常が起き、表皮の細胞と細胞の間に隙間ができます。
その隙間から水分が蒸発しやすくなるため、アトピー性皮膚炎の人のほとんどは乾燥肌になってしまいます。
アトピー乾燥肌対策の一番は、もちろん保湿です。 しかし、自分の肌に合う保湿クリームを見つけるのが大変です。
皮膚の状態が人それぞれ違うため、他の人がアトピー乾燥肌対策に使って効果があったものでも、自分に使ってみたら症状がひどくなるということもよくあります。
肌の状態を悪くしないためには、新しい保湿クリームを使うときには面倒でも、必ずパッチテストをするようにしましょう。
最近ではインターネットでアトピー乾燥肌対策用の保湿クリームなどのトライアルセットが、安く簡単に手に入るようになったので、そういうものを積極的に利用するようにしましょう。
お風呂に入ると保湿効果を得ることができますが、お風呂の水に含まれる塩素が水分の蒸発を促進するので、入浴前にお風呂の水をレモン汁などで中和させておくといいです。
塩素を除去してくれるシャワーヘッドや浄水器を使うのもいいでしょう。 また、お風呂上がりは肌が乾燥しやすいので、肌に水気が残っているうちに保湿クリームをすぐに塗るようにします。
加湿器の使用なども効果があります。空気が乾燥しやすい冬の時期などは、加湿機に加えて洗濯物を室内に干すなどして湿度をあげると、肌の乾燥を抑えることができます。
