子どもと乾燥肌の関係|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

子どもと乾燥肌の関係

赤ちゃんは生まれてすぐから生後4週間くらいまでの間は、母体から皮脂を生成するホルモンを受け継いでいるため、皮脂の分泌量が大変多くなっています。

 

しかし、その後徐々に皮脂の分量が減ってきて、12歳くらいの思春期にならないと皮脂の分泌は活発になりません。 そのため、乾燥肌で悩んでいる子どもがたくさんいます。

 

生後すぐは皮脂の分泌が多すぎて、脂漏性湿疹と呼ばれる湿疹が出ます。 これは、赤ちゃんのほとんどが経験することなので珍しくありませんが、頭だけでなく顔などにカサカサしたフケのようなものと湿疹が出るため、育児が初めてのお母さんは驚いてしまいます。

 

カサカサしている程度であれば、ベビー用の石鹸でよく洗ってあげるときれいになります。 脂漏性湿疹は成長と共に皮膚に抵抗力がつけば治るので、通常の場合は数カ月、長くても1年程度ですっかりきれいになります。

 

幼児期になるととびひや水いぼなどの皮膚の病気にかかりやすなり、皮脂の分泌が減ってくるため乾燥肌になる子が多くなります。

 

乾燥肌はかゆみを伴うことが多く、子どもはかゆいのを我慢できずにかいてしまいますから、爪を切ってかかないように大人がケアして挙げる必要があります。

 

特に寝ている時には体温が上昇して、かゆみが強くなるのでお風呂上がりにローションなどで保湿してあげる必要があります。

 

ローションは子ども用の低刺激性のものを選びましょう。 最近は、チョコレートの原料にも使われる「シアバター」が保湿クリームとして人気を集めているようです。