心地いい睡眠で綺麗な肌になろう
乾燥肌改善や美肌のために睡眠ってとても大切なのをご存知ですか？
肌の細胞は人が眠っているあいだに作られます。
眠っているあいだにホルモンが分泌され、それによって肌細胞がきれいに作られます。
肌の細胞は分裂を繰り返しながら増え表皮へと上がってきます。 この時しっかりと眠っているとホルモンの分泌量が平均され綺麗な細胞がきちんと皮下に並びます。 細胞列が綺麗に並んでいると肌のキメは細かく見えまた外に接する部分が狭くなるので乾燥も防ぎやすくなります。
しかし夜ふかしや不規則な睡眠時間によってホルモン分泌量が狂ってしまうことがあります。 ホルモンの分泌が狂うと肌細胞は正常に分裂することができなくなります。 形がいびつだったり、大きさが揃っていなかったり分裂量が少なかったり。
そういった皮膚細胞が表皮へ上がってくると、肌はカサついて凹凸があるように見えます。 細胞の形も様々になるので外に接する部分に多い少ないが生じ当然外に接する部分が多い皮膚は乾燥しやすく壊れやすい状態になります。
壊れやすい皮膚とは、ちょっとした刺激や乾燥ですぐに細かい傷の亀裂ができやすいという意味です。 細かい亀裂ができると、皮膚はそこを守ろうと亀裂の谷の部分にもしっかりと皮膚を貼ろうとします。 それがしわです。
正常なホルモン分泌を行うためには質の良い睡眠をとることが大切です。 ベストなのは、朝起床してからだいたい14時間の21時〜22時に眠る生活を送ることですが日常生活をしていく上ではとても無理な話です。
せめて質の良い眠りに就くために夜はカフェインを減らし、読書やパソコンはできる限り就寝前は避け体を眠る体制になれるように整えてあげる必要があります。
また寝具も自分の体にあったものを選んでください。 枕の高さや布団の保湿性など自分が好みのものが一番自分の体にあっているものですから好みに合わせて調節してください。
人は睡眠中も汗だけじゃなく皮膚からも体中の水分が蒸発しています。 特に冬場はエアコンをつけていなくても空気が乾燥しておりどんどん体の水分が蒸発してしまいます。 暖かい布団、暖かい寝巻きに身を包んでいますので、宛ら低音の乾燥サウナの中にいるような状態が起きてしまいます。
そうなると乾燥肌も加速しせっかくちゃんと睡眠をとっているのに肌はカサカサの乾燥肌という状態になってしまいます。 睡眠時の室内の加湿もきちんと心がけるようにしてください。
