乾燥肌で背中にかゆみが起こり掻いてしまう|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

乾燥肌で背中にかゆみが起こり掻いてしまう

冬場、乾燥肌で背中にかゆみが起こり、掻いてしまう人、多いですよね。 必死で手を伸ばしたり、下手すると壁にこすりつけたり。 それでも治らない乾燥肌からくる背中のかゆみ。 でも、待ってください。 あなたが背中を掻くことで、さらに痒くなる原因を作っているのですよ?

 

冬になると乾燥し背中やスネ、腰周りにかゆみが出て眠っている間も掻いてしまう。 そんなあなたはもしかすると肌が老化しているのかもしれません。 かゆみの原因は肌の乾燥と新陳代謝の低下です。

 

加齢によって肌の天然保湿因子や皮脂が薄れ細胞間脂質が減少します。 また肌の新陳代謝も下がるので、肌の生まれ変わる速度が遅くなり、古くなった角質が肌の表面にとどまったままになります。

 

その角質が柔軟性をなくしはがれやすくなります。 古い角質が剥がれるから良いのではないかというとそう言うわけではありません。 角質は古くなっても、代謝が遅いために肌の中では次の角質が出来上がっておらず、とてもデリケートな状態で表に出てしまうことになります。

 

そうなるとアレルゲンの侵入によって簡単に角質にひび割れが出来てしまいます。 アレルゲンによって炎症が生じ、肌にかゆみが現れます。 かゆみが生じて掻くことで、さらに角質にひび割れを起こし、かゆみが悪化します。

 

特に背中は普段から自分ではなかなかケアができないことから乾燥や角質のひび割れが多く、また孫の手や道具を使って掻くことで力の加減ができません。

 

ですから余計に角質を割ってしまい乾燥肌も引き起こしそこにアレルゲンも入ってくるという悪循環を引き起こします。 その状態で炎症が悪化するとさらにかゆみが増す、この悪循環を乾皮症といい乾燥肌の悪化した皮膚に病気につながります。

 

背中の乾燥肌の対策に最も効果的なのは、入浴方法の改善です。 ごわついたナイロンタオルや熱いお湯に浸かるのをやめ、肌に優しいボディーソープや柔らかいタオル、入浴する際はスキンケアタイプの入浴剤を使うなど、皮膚をできる限り刺激しない方法に改善します。

 

入浴後は乾燥を防ぐためにすぐにたっぷりと保湿剤を塗り、肌を守ってください。 それでも治らないときは、皮膚科など専門医を受診することをおすすめします。 投薬をし、かゆみと乾燥肌の悪循環を断ち切り、ストレスのない肌にするのも1つの手です。