乾燥肌によって引き起こされる赤み
角質層に含まれる天然保湿因子、細胞間脂質、皮脂の３つの成分から成り立っている天然の保湿クリームも、年齢を重ねるごとに徐々に減少していき、次第に乾燥しやすい肌質へと向かっていってしまいます。
この角質層に含まれる天然の保湿成分は、お肌の表面に潤いを与えるだけでなく、お肌の中の水分も表面から蒸発しないようにコーティングしてフタをする役割があります。
つまり、角質層にある天然の保湿成分の分泌量が減ってしまうということは、お肌の表面が乾燥してしまうばかりではなく、下の層にあるお肌の中の水分、すなわちお肌全体の乾燥を同時に招いてしまうということを意味しているのです。
この角質層に含まれている天然の保湿成分は、加齢以外にも空気の乾燥や紫外線の刺激によっても減少してしまうので、しっかりと日々の対策を心がけることが重要です。
お肌の表面を潤しコーティングし、お肌に含まれる水分の蒸発を防ぎ一定の水分量を保つために大きな役割を果たしている、お肌の美容と健康にもとても重要な皮脂ですが、女性の場合、２０歳代をピークにしてその分泌量は徐々に減少していき、お肌の表面である角質層も潤いで満たすことが困難になり、お肌の水分が蒸発しやすい乾燥しやすい肌質へと傾いてしまいます。
年齢を重ねることによってお肌の水分が失われがちな肌環境になってしまうと、お肌の抵抗力も低下し、やがて乾燥肌となりかゆみや赤みを伴うような様々な肌トラブルを引き起こしてしまう可能性があります。
乾燥肌によって引き起こされるかゆみや赤みは、お肌を守るための水分が失われたために、お肌の抵抗量が弱り、結果的に外部からの刺激に敏感になってしまったことが原因です。 乾燥肌を解決できれば、かゆみや赤みも解決できる可能性があります。
