乾燥肌ではどのような病名があるのか|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

乾燥肌ではどのような病名があるのか

乾燥肌ではどのような病名があるのか、病院へ行くとあまり馴染みのない名前を聞くかもしれません。 それは乾燥からくるものだからであり、通常皮膚科で皮膚病等によくあるのはアトピー性皮膚炎や、蕁麻疹という病名はよく耳にしていると思います。

 

また、かぶれや水虫、あせも等も同様ですが、共通している事は痒みを伴う症状が出る事です。 乾燥肌も同じく痒みを伴い、肌はカサカサし潤いが無くなってしまった状態です。

 

では乾燥を原因とする三つの主な病名を紹介していきましょう。 一つ目は「皮脂欠乏症」ですが、これはいわゆる肌がカサカサしている状態です。

 

皮膚表面の皮脂が減少する事により、皮膚の水分量も減少して乾燥を招いてしまっているのです。 これには保湿剤が効果があり、特に尿素やワセリン、グリセリンを含んだものが使用されます。

 

二つ目は「皮脂欠乏症湿疹」で、肌が赤みをおびたり、白く粉がふいたりする事や、湿疹ができている状態です。 これは、皮脂欠乏症が進んでしまい悪化した状況であり、痒みが激しさを増し夜中に目が覚めてしまう状態の事です。

 

掻く事で傷ができ、赤みをおびた湿疹がポツポツとできてしまい、またそれが色素沈着になり黒ずんでしまう事もあります。 これはすでに炎症を起こしている為、ストロイド外用剤を使用する事になりますので、医師と治療方法を相談するのが良いでしょう。

 

三つ目は「皮脂掻痒症」といい、むずむずする、痒みがある状態です。 これは皮膚の表面に何も異常が無い事が特徴であり、だからこそ判断が難しく病院へ行く程ではないと我慢してしまう人もいます。

 

しかし、常に痒みに悩まされていたり、夜も眠れないくらいの痒みが起きたりしてしまいます。 また突然痒みが襲ってくる場合もあり、この場合は皮脂欠乏症と同じく保湿剤が使用されます。

 

この皮膚掻痒症には、全身に症状が出る場合と、局所的に出る場合に分かれます。 局所的では、毛じらみ症、カンジダ膣炎等が関係しており、全身では糖尿病、慢性腎不全や更年期障害等が原因の場合もあります。

 

もちろん、忘れてならないのが精神的ストレスが原因である事もあります。 乾燥肌だからといって侮らず、気になる事があれば病院での受診をおすすめします。