ベースメイクで肌の保湿や保護力を高める
季節によって、気温や湿度が変化するため、肌の状態もそれに合わせて変化しています。
特に、乾燥肌は冬場に多いと言われていましたが、最近では、エアコンで空調が管理されているため、一年中、悩む人も増えているようです。
朝、メイクをしてしばらくすると、お肌がガサガサになってしまって、乾燥肌はつらいですよね。 しかし、ベースメイクの方法を見直すと、乾燥肌でも肌の保湿や保護力を高めることができます。 ベースメイクのやり方でメイクを崩れにくくすることができるのです。
メイク前にはしっかりと化粧水でお肌に潤いを与えましょう。 たんに顔につけるのではなく、毛穴の奥まで化粧水を押し込むようにつけます。
次に乳液をつけます。 乳液は肌を滑らかにし、ファンデーションの延びをよくします。 顔全体に満遍なく馴染ませ、マッサージ。
その後、手の体温を使って肌を温めると乳液をより浸透させることができるため、顔全体をゆっくり優しく押さえると効果的です。 乳液はつけすぎると、化粧崩れの原因になるので、肌に触ったときに滑るような感覚があれば、余分な乳液をティッシュで取り除き、更に馴染ませていきましょう。
そして乾燥肌の必需品、化粧下地。 下地を使うことは、ファンデーションのノリや吸着力がよくなるため、崩れに強くなり、また肌への刺激である乾燥や紫外線から、肌を保護することにもつながるのです。
下地は、手のひらに出して、人肌で温めてから使用すると、延びがよくなります。 あとは、乳液と同じように顔全体に塗り、手のひらで顔を覆って優しく押さえていきます。
下地にもいろいろとありますが、発色がよくなるため、自分の肌よりワントーン明るい色のものを使うといいといわれています。 下地まで終われば、次はファンデーションとコンシーラーを使います。
コンシーラーでしみなどをカバーして、リキッドファンデーションを全体に塗っていきます。 このとき、ファンデーションをハケで塗ると肌を傷つけずに、ムラになりにくくなります。 更に、スポンジよりも指を使って優しく叩くように塗ると仕上がりがキレイになります。
ファンデーションの後は、パウダーを顔全体に満遍なくのせます。 パウダーで包み込むと化粧崩れの防止になります。 ベースメイクの仕上がり方が、メイクの仕上がりに大きく影響するので、ちょっとしたひと手間を惜しまずに実行していきたいですね。
