皮膚科で処方される乾燥肌用の塗り薬|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

皮膚科で処方される乾燥肌用の塗り薬

乾燥肌の症状が悪化して行くと、かゆみや肌荒れがひどくなります。 そういう場合は、我慢をせずに皮膚科を受診することをおすすめします。 乾燥肌は症状がひどくなると、リンパ線が腫れて熱が出ることもあるので、症状が辛い時には医師に診てもらうほうが安心です。

 

皮膚トラブルで皮膚科を受診すると、副作用のある薬を処方されるから病院には行きたくないという人も多いようですが、皮膚科にはいろんな種類の塗り薬があって、症状に合わせて作用が弱いものも処方してくれます。 乾燥肌を改善する代表的な塗り薬は、以下の4つです。

 

保湿用外用剤
白色ワセリン・尿素軟膏・MPS軟膏などのことで、保湿効果を高めるものです。 炎症をやわらげたりする働きは弱いのですが、保湿することによりかゆみを抑える効果があります。

 

ステロイド外用薬
アトピー性皮膚炎の治療薬として有名なもので、炎症を抑える効果が高いのですが、副作用があります。

 

非ステロイド外用薬
顔や首など、肌の弱い部分の炎症を抑えます。

 

抗ヒスタリン剤
乾燥が原因の、強いかゆみを抑えるために使用されます。

 

アトピー性皮膚炎によく使用されているステロイド外用薬は、乾燥肌の重い症状にもしようされることがあります。 皮膚トラブルで悩んでいる人は、ステロイド外用薬に副作用があるということを知っている人が多く、「ステロイド=悪」として、一切使わないという人も多いようです。

 

確かに、ステロイド外用薬を使用すると、免疫力が低下したり、慢性的に疲労を感じるようになったり、生理痛がひどくなったりするという副作用がありますが、これは長期間使い続けた場合の副作用なので、医師の処方をちゃんと守って使用すれば問題はありません。

 

即効性がありかゆみや炎症をすぐに抑えることができるので、重い症状から解放されて楽になるために、一時的に使用するのであれば大丈夫です。

 

皮膚科を受診すると、ヒルドイドという塗り薬をよく処方されます。 この薬は、大変保湿効果が高いもので、子どもや妊婦にも処方される安全性の高いものです。

 

安全性が高い分、炎症やかゆみを和らげる効果は薄いのですが、体中たっぷり塗っても心配がないので、予防も含めて全身に塗ることができます。