乾燥肌は角栓が溜まりやすい|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

乾燥肌は角栓が溜まりやすい

角栓って聞くと、どんなものだと思いますか? 毛穴で悩んでいる人には、角栓の悩みはつきものですよね。 毛穴に栓をしているもののイメージがありますよね。 そのため、毛穴をグッと押すと出てくる白っぽいものを角栓だと思っている人も多いようですが、これは皮脂なのです。

 

角栓とは、はがれかけた角質のことです。 肌の奥で作られた新しい細胞はどんどん表面へと押し上げられていきます。 そして古くなった肌細胞が肌の表面からはがれ落ちていくのです。 このはがれていく細胞のことを角質といいます。

 

角質は、古くなった細胞なので、肌の一番表面にあります。 そして、外からの刺激から肌を守っています。 いらなくなった角質は、肌が生まれ変わっていくときに自然と肌からはがれてしまいますが、この生まれ変わりがうまくいかなかったときに、肌からはがれずに残ってしまうことがあるのです。

 

毛穴付近に出来る白いブツブツや、肌が乾燥して毛羽だったように見えたり、ガサガサしていたりするのも、はがれずに残ってしまった角質が汚れや皮脂とからまっているために見られます。 これらの角質を角栓といいます。

 

この肌の生まれ変わりがうまくいかない原因は、乾燥であるといわれています。 乾燥肌は、水分量が減少し、角質層のバリア機能も低下しているため、外部からの刺激を受けやすく、傷つきやすい状態です。 すると、肌の奥では、傷ついた肌を修復するために、新しい細胞を作っていきます。

 

しかし、急につくられた新しい細胞は、水分を十分に持たず、細胞同士の結束も弱いのではがれ落ちやすいので、まだ肌にとって必要な角質でも部分的につながってはがれたりすると、角栓となってしまいます。 つまり、乾燥肌は、角栓が溜まりやすいということになります。

 

角栓の溜まらない肌を作るには、十分に水分を持った健康的な肌を目指す必要があります。 すでに乾燥肌で悩んでいる人は、保湿を行ってみても、細胞が未熟なため、水分を少ししか補うことができず、すぐにまた乾燥してしまいます。

 

そのため、はじめは根気良く、こまめに保湿を行いましょう。 こまめに水分を与えることで、水分を保てる健康的な肌が作られていきます。 しばらく続けて、効果が実感できたときには、乾燥肌ともお別れできるかもしれませんね。