乾燥肌には保湿成分が入った化粧下地
年齢を重ねていくと、肌は乾燥していきますよね。
また、外出することで、紫外線を浴びて、肌が乾燥しやすくなります。
更に、秋や冬の空気の乾燥による肌の乾燥、夏場のエアコンの冷房など、乾燥肌になる要因はたくさんあります。
乾燥肌で、そのままメイクをするとどうなるでしょうか？ 肌が乾燥しているため、ファンデーションが吸着せず、化粧がのらないのは容易に想像ができますよね。 また、化粧下地を使わずにファンデーションを塗り、肌が乾燥すると、ファンデーションにヒビが入ったりして、化粧崩れを起こしてしまいますよね。
化粧下地には、どのような目的があるのでしょうか。 化粧下地には、肌表面の凹凸を目立たなくして、均一に整え、ファンデーションののりをよくしたり、外的な刺激である、紫外線や乾燥から肌を保護したり、ファンデーションの添加物などが毛穴に入るのを防いだり、毛穴の油分を抑えて化粧崩れを防いだりします。
更に、メイクを落とすときに、肌を傷つけないように、落としやすくする効果もあるのです。 つまり、肌とファンデーションの接着剤であり、肌をあらゆる刺激から保護するものと言えますよね。
乾燥肌には、保湿成分が入った化粧下地もあるので、そういうものを使うと更に効果が期待できるかもしれませんので、自分の肌に合ったものを選びましょう。
化粧下地を正しく使って、その効果を発揮させるためには、いくつか注意しなければなりません。 まず、洗顔後に収れん化粧水などで、毛穴を引き締めたあとに使います。
使用量はパール粒１つ分くらいと書かれていることがありますが、ちょっと少な目かな？と思うくらいが適量で、手のひらなどにとり、指先を使って温めます。 このひと手間が、なじみやのびをよくするんです。
指先を使って、顔の中心から外側に向かって丁寧に伸ばしていきます。 伸ばし終わって、顔を手のひらで覆って軽くおさえたとき、肌が吸い付くような感じがしたら丁度いいです。 ベタベタしているようなら、ティッシュなどで押さえて、余分な下地を取り除きましょう。
下地の水分が乾いたらファンデーションを塗りましょう。 紫外線対策のために、日焼け止めを利用したいなら、下地のあとに使います。 そうすることで、肌への負担を減らすことが出来ますよ。 正しい化粧下地の使い方を心得て、乾燥肌でも化粧崩れ知らずなメイクを手に入れましょう。
