高齢者は加齢により乾燥肌が進行して肌が硬くなる|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

高齢者は加齢により乾燥肌が進行して肌が硬くなる

高齢者の肌は、なんだか硬くてゴワゴワしているような感じがしますよね。 高齢者は加齢により、乾燥肌が進行してしまい、肌が硬くなってしまうのです。

 

年をとると、皮膚の表面の脂が減少してしまうため、肌の水分量も減少してしまい乾燥肌が起こります。 誰でも、年をとると、このような軽度の皮脂欠乏症が起き、生理的に変化していきます。 これを老人性乾皮症といいます。

 

ところで、肌が潤うか、乾燥するかは、どうやって決まっているのでしょうか。 これがわかれば、加齢による皮脂の減少を、止めることはできなくても、遅らせることくらいはできそうですよね。

 

実は、肌に含まれるセラミドという物質の量で、肌が潤うかどうかが決まります。 つまり、肌に含まれるセラミドの量が多ければ肌は潤い、少なければ乾燥していくということです。 残念なことに、セラミドの量は決まっていて、しかも加齢とともに減少していってしまうのです。

 

しかし、セラミドは肌の外から補うことが出来ます。 セラミド配合の化粧水やクリームなんかもありますよね。 また、角質細胞内には天然保湿因子という保水機能を持った物質があります。 肌の中にある貯水タンクみたいなものですね。 しかし、これも年齢とともに減少してしまいます。

 

以上のことから、高齢者は、脂、セラミド、天然保湿因子が減少するために乾燥肌になっていくことがわかります。 肌が乾燥すると、つやが無くなり、しわやくすみが目立ってきますよね。 そうすると、肌が乾燥しただけなのに、老けて見られてしまいます。

 

アンチエイジングのために、正しく保湿する必要があるということです。 たとえば、室内の湿度を60%以上に保ったり、入浴のときには、健康な皮膚と同じ弱酸性の洗浄剤を使い、手、綿、柔らかいスポンジなどで泡を立て、泡で撫でるように汚れを落としていくと刺激も少なくてすみます。

 

また、入浴後には必ず、保湿をしましょう。 セラミド配合のローションや、クリームなどで、低刺激なものを選ぶといいでしょう。 乾燥は老化現象の1つでもあります。 誰だって、いつまでも若々しい肌でありたいですね。

 

そのためには、若いうちからコツコツと、保湿やアンチエイジングに取り組むより他ありません。 将来の自分のために、惜しまずスキンケアに取り組みましょう。