コーヒーを飲みすぎると乾燥肌になる
最近では、コーヒーを飲む人が多いのではないでしょうか?
実は、飲みすぎると、乾燥肌の原因だという説があるのです。
胃に悪いイメージや刺激が強いというような悪いイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
コーヒーの中にはカフェインという成分が入っています。 カフェインといえば、お茶にも含まれている成分ですよね。 カフェインには利尿作用や、身体を冷やす作用があります。
つまり、利尿作用で、排出する機械が増えると体内の水分が少なくなり、また、身体が冷えると肌の代謝が悪くなってしまうため、乾燥肌を招くことになるというのです。
また、飲みすぎると体内の水分をろ過し、水分量をコントロールする腎臓に負担がかかってしまいます。 腎臓に負担がかかると、腎機能がうまく働かず、水分量の調節がうまくできなくなるため、乾燥肌になるとも考えられています。
このことを知ると、コーヒーなんてもう飲めなくなってしまいますよね。 しかし、良いこともあるのです。 含まれる成分の中にはポリフェノールというものがあります。 これは、抗酸化作用でしみの予防や、アンチエイジングが期待できるものなのです。
紫外線を浴びると、体内に活性酸素ができます。 活性酸素は体内の細胞を傷つける怖れがあるので、それを防ぐためにメラニン色素が生成されて皮膚が保護されるのです。 しかし、そのまま沈着してしまうとしみとして現れてしまうのです。
ポリフェノールがあると、抗酸化作用で活性酸素を取り除く働きがあるため、メラニン色素を生成する必要がなくなります。 そのため、色素沈着することもないので、しみができません。 他にも抗がん作用や、糖尿病の軽減にもいいといわれています。
ポリフェノールは赤ワインに豊富に含まれていますが、アルコールがない分、コーヒーの方が、摂取しやすいですよね。 また、コーヒーに含まれるポリフェノールは、他に比べて吸収性が高く、作用の効果も高いのが特徴です。
しみ予防のために飲みすぎると、乾燥肌を招いてしまう。 乾燥肌改善のために、飲まないようにすると、メラニン色素が気になる。 というように長所も短所もありますが、好きなものを辞めてしまうとストレスにもなりますので、適度に飲むことが大切です。