乾燥肌を克服するための方法
空気が乾燥している秋や冬でも、肌が潤っている人っていますよね。
潤っている人と乾燥肌の人とでは何が違うのかわかれば、乾燥肌を克服できるかもしれません。
肌を潤すためには、肌の角質層が健康的でなければなりません。 角質層は28日周期で生まれ変わっています。 肌が潤っている人は、この周期が安定していて肌のトラブルがないといえます。
そのような肌を作るためには、身体を健康にする必要があります。 規則正しい生活やバランスのいい食事、十分な睡眠は体調を整え、肌のターンオーバーを促し、潤った肌を保つことに繋がります。
もちろん日々のスキンケアも忘れずに行いましょう。 いくら高価な化粧品を使っても、乾燥肌が改善しなければ、もったいないだけですよね。
そうならないためにも、スキンケアを見直してみましょう。 乾燥肌を克服するのに着目するのは、皮脂、セラミドが主成分である細胞間脂質、天然保湿因子の３つです。
まずは、肌以外に目を向けてみましょう。 夏よりも冬に肌が乾燥するのには、冬場は汗をかく機会が少なくなっているためという考え方もあります。 運動や食事などで、適度に汗をかきましょう。 血行を促進し、新陳代謝がよくなり、肌を活性化させます。
室内では、加湿器をつけましょう。 スキンケアで保湿しても、室内がカラッカラに乾燥していたら、肌の水分が蒸発し、失われていきます。 食事で、細胞間脂質を増やすこともできます。
細胞間脂質は、加齢とともに減少していきますが、補うことができるのです。 身体には悪そうなイメージがあるコレステロールが、細胞間脂質の材料になります。
コレステロールも摂りすぎは健康を害する可能性がありますが、１日に卵１個を目安に、ほどよく摂取して肌を健康にしていきましょう。
また、しっかりとスキンケアすることも大事です。 自分にあった保湿効果の高い化粧水などで、肌に水分を補給しましょう。 そして、必ず、乳液やクリームを塗って水分を閉じ込めるフタをしてください。
乾燥肌を克服するには、スキンケアだけでなく、身体の内側からもケアする必要があります。 そのため、スキンケアだけでなく、生活習慣も見直す必要があるのです。 健康な身体は、自然と健康な肌を作り出します。 根気よく継続して、潤った肌を手に入れましょう。
