乾燥肌に効果があるソンバーユの作用と使い方|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

乾燥肌に効果があるソンバーユの作用と使い方

ソンバーユとは馬油、文字通り馬の油です。 漢方薬の1種で馬のたてがみや皮脂脂肪から取り出した脂肪のことを指します。 火傷や肌荒れ、ヒビ、あかぎれなど様々な傷を治す効能があり古くから使い親しまれています。 アトピーやにきびの治療薬として処方される場合も有り、乾燥肌にも効果がてきめんです。 ソンバーユの主な作用として次のものが挙げられます。

 

  1. 強力な浸透力
  2. 抗酸化作用・殺菌作用
  3. 炎症を沈める
  4. 保湿。保温、血液循環の促進
  5. 食べられる
  6. 植物性脂肪と動物性脂肪の中間

 

ソンバーユを使うとき、注意することは強力な浸透力があるということです。 スキンケアで使用する場合ソンバーユを先に浸透させてしまうともともと油なので浸透しきってしまってからでは化粧水や乳液などが肌に浸透しません。

 

ソンバーユ自体にも保湿作用はありますが、効率的に使うには洗顔のあと化粧水や乳液を先に使用し少量を肌の上から優しく伸ばすことで、ソンバーユの浸透力を使い化粧水、乳液を肌の奥まで浸透させることができます。 順番を間違えてしまうと、馬油にはじかれて乳液などが浸透しないので気をつけてください。

 

顔への使い方

少量のソンバーユを手のひらで温めて顔に伸ばす。 浸透し始めたのを確認したら美容液を付け、浸透しきるまで待つ。 浸透しきったらテカっている部分を少し拭き、クリームや日焼け止めなどを塗ってから化粧をする。

 

豆粒大の大きさのソンバーユを手のひらで温めてから顔に伸ばし10分ほど放置。 浸透後、べたついている部分を拭き取る。 うっすらと美容液を塗り、その後クリームなどの通常の手入れ。

 

髪の毛への使い方

洗髪後、生乾きの毛先に少量なじませると柔らかくなり艶が出ます。 また、コンディショナーやトリートメントなどと一緒に使用すると髪全体に浸透しカラーやパーマなどで傷んだ髪の毛のケアにも効果的です。 散髪したあとに毛先に付け枝毛の防止などもできます。

 

体への使い方

保湿以外にも、カミソリで負けてしまった肌や湿疹、指先のあかぎれや日焼け後の炎症防止にも使えます。 乾燥肌にも有効で乾燥で壊れかゆみを帯びてきた肌に皮脂膜の代わりに蓋をし雑菌やアレルゲンの侵入を防ぎます。 かゆみや炎症を抑えるため掻くこともなく乾燥肌の悪循環をストップします。 ソンバーユ自体はとても肌に刺激が少なく極度の乾燥肌やアトピー肌はもちろん、生まれたての赤ちゃんの肌にも使えます。