東洋医学での乾燥肌改善法|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

東洋医学での乾燥肌改善法

東洋医学で乾燥肌のことを血虚であると言われています。 血虚とは、体の中の水と血の不足した状態のことです。 東洋医学では体の健康は気・血・水の3つで支えられているとされています。

 

乾燥肌やアトピーなどの肌のトラブルは血のトラブルの部類に分類されます。 血は血液を含め体内に栄養を行き渡させる働きと心の活動を支える働きがあると考えられています。 肌のトラブルは、血行の働きが悪くなったことを示しています。

 

乾燥肌などの肌トラブルは、内臓疾患や披露が原因と考えられ、東洋医学では改善法として体内から血流や体調を整えることに重点を置いています。

 

人の体のバランスを陰陽ととらえ、冷えを陰、熱を陽としています。 体は真ん中の中庸という部分に保つことが最もバランスがいいと言われています。

 

乾燥肌や肌のトラブルが体のバランスが陰傾き、血が冷えることから起こると考えられており、体を温め保湿することで中庸に持っていくとしています。

 

そして、食物も同じで体が冷房や汗で冷えて肌がカサついている夏場などは熱いものや辛く発汗作用があるものをたべ、血行を促進させるなどがいいとされています。 東洋医学の代表的な施術としてツボ押しがあります。

 

乾燥肌などの血のトラブルはツボを押し、体内の血流をよくすることが最も効果があるとされています。 血と水の乱れから肌が乱れ、心や自律神経を司る最も大切な気の流れを乱すと考えられています。

 

ですから、ツボ押しには血を下の流れに戻すためにツボを押し、血行、代謝を良くして体の中で滞ってしまった流れを正常に戻す役割があります。

 

また、胃や腎臓など消化器官、循環器感を司っている水を整えるため、体の内側から潤いを与える食物を勧められることもあります。

 

陰から体を中庸に戻すと言われている食べ物は、オレンジやグレープフルーツなどのビタミンを多く含んだ柑橘系、黒豆やごま、大豆、ハト麦などの血流をよくする食べ物。

 

松の実や手羽先、フカヒレなど脂を多く含むもの、レンコンや人参などの根菜類で火を入れると体を芯から温めるもの等です。

 

ビタミンや根菜類、豆類、そしてなにより良質な脂質を多く含むものを食べる事で体を温め、内側から肌を治す力を体に蓄えることが目的です。

 

乾燥肌を治すには、外側からのケアもいいですが、体の芯から体質自体を改善する方法として東洋医学の門を叩いてみるのも悪くはありません。