手や指も乾燥肌になってしまう
冬場、乾燥によって手が荒れてしまう人はとても多いです。
食器洗いや洗剤、水やお湯に触れる機会も女性には多く冬の女性の手先は荒れるばかり。
皮がめくれてもあかぎれしていても、どれだけ痒くても生活に手は欠かせません。
洗剤やお湯は肌の油分まで流し、冷たい水は逆に皮膚を痛めてしまいます。 手や指が一度乾燥肌になってしまうとなかなか治りません。
水や紙、様々なもので刺激を与えられ、さらに悪化してしまいます。 そのまま放っておくと、皮が厚くないぱっくり割れができ出血やかゆみがさらにひどくなります。
まずは水仕事や手を使う仕事をしている時以外はできる限り手を休めて保護してあげることが必要です。 乾燥肌用のクリームを塗ってから上からビニール製の手袋を付け保湿をし、直接肌がモノに触れないようにします。
手には皮脂腺が少なく、ほかの肌の部分と比べると皮膚膜がとても薄いです。 ですから油分が不足しがちになるため、ハンドクリームは油分やコラーゲンが多く含まれているものを選んでください。
洗い物をするときも同じでビニールやゴムの手袋をつけて皮膚に洗剤が触れないようにします。 また、野菜についているアクや泥も刺激になるのでビニール手袋は料理をする際には欠かせません。
手のケアとしてハンドクリームをつける際、まず手のひらで温めてから付けていますか？ 冷たい状態で付けると刺激を過剰に与えてしまうので、必ず少し手のひらにとって温めてから手全体に塗り広げてください。
選ぶハンドクリームは乾燥肌用のもので、油分の多いものを選びます。 指一本ずつ丁寧に付け根から指先までをゆっくりとさすりながら伸ばしていきます。
指先は特に荒れやすいのでしっかりと刷り込んでください。 指と指も、皮膚が薄くなっている部分なので忘れないようにきちんとなじませてくださいね。
乾燥肌によって手先が荒れている時、通常の石鹸もとても強い刺激になってしまいます。 石鹸は、通常皮脂膜がちゃんと機能しているときは皮膚に直接触れるわけではなく皮脂膜の上についている雑菌やホコリを落とすものです。
しかし手荒れによって皮脂膜が減り、肌が傷ついているときは石鹸の殺菌成分は皮膚まで攻撃してしまいます。 その攻撃によって更に手荒れを引き起こす場合もあります。 手洗いのあとは必ずしっかりと石鹸の泡を洗い流し、あとでハンドクリームをきちんと付けるよう心掛けてください。
