ニベアが乾燥肌に効くらしい|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

ニベアが乾燥肌に効くらしい

昔から薬局などで販売されている、青い缶のニベアはみなさんご存じだと思いますが、乾燥肌に効果があると、最近大人気なんです。 化粧品ではなくハンドクリームなのに、顔に塗っても大丈夫なの!?と思う方も多いと思います。

 

それが実は、成分がアメリカの高級化粧品"ドゥ・ラ・メール"とほとんど同じだというのです。 "ドゥ・ラ・メール"は、もともとNASAの物理学者が火傷の治療のために作ったクリームなのですが、海藻やビタミンが豊富に配合されていて、肌を活性化して回復力を強める効果がとても高く、「奇跡のクリーム」と呼ばれているものです。

 

超高級クリームと成分がほぼ同じなら、顔に塗っても大丈夫というわけです。 "ドゥ・ラ・メール"は、マドンナやビヨンセ、二コール・キッドマンなど、世界中のセレブが愛用するクリームで、日本でも愛用している芸能人が多く、そのお値段は30mlで20,000円近くする超高級品です。

 

一方、ニベアは169gで600円前後と、かなりリーズナブル。 安くて美容効果があるというのですから、人気が出るのも納得です。 ニベアが乾燥肌に効果があると言われ始めたのは、NHKの「ためしてガッテン」というテレビ番組で紹介されたことがきっかけです。

 

洗顔後、化粧水をつけないでそのまま保湿クリームを塗ると、高い保湿効果が得られるということで、これを「ガッテン塗り」と名付けました。

 

テレビでは商品名は出していませんでしたが、高級クリームと成分が同じニベアがいいと、インターネットの口コミでどんどん広まっていったようです。

 

「ガッテン塗り」の具体的な方法は、顔を洗った後、顔の水分を完全に拭きとらずに少し濡れた状態のところに、保湿クリームを塗るだけというシンプルな方法です。

 

肌に水分が残っているところに保湿クリームを塗ると、クリームで肌にフタをする状態になるので、水分が蒸発せずに留める効果がでて、乾燥肌を改善していくことができるそうです。

 

肌に水分が留まることによって、ターンオーバーが正常になっていって、肌の水分量が3倍になるという結果を、「ためしてガッテン」の番組内で紹介していました。

 

番組では、40代で月に50,000円以上の化粧品代を使っている女性と、ガッテン塗りをしている89歳のおばあちゃんとの肌の水分量を比べ、おばあちゃんの方が量が多いという結果も紹介していました。 乾燥肌の人は、試してみてはいかがでしょうか?