顔が極度の乾燥肌になった場合の対策|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

顔が極度の乾燥肌になった場合の対策

冬に顔が極度の乾燥肌になってしまった場合、春や夏と同じケアではまったく太刀打ちできません。 極度の乾燥肌になった原因を突き止めることができれば対処法も見つかりますが、なかなか「原因はこれ」と特定できるものでもありません。

 

食生活、加齢、冷え、化粧品が合わない、洗顔方法が間違っている、ストレス等、乾燥肌になる原因は数え切れない程あるからです。 そういった場合は、セラミドに注目してみてください。

 

セラミドとは、人間の肌にもともとある成分のひとつで、皮膚の一番外側にある角質層で、角質細胞同士の隙間を埋めている「角質細胞間脂質」というもの。 角質細胞間脂質の40〜50%を占める主要成分となっています。

 

セラミドが不足すると肌のバリア機能が落ちるため、紫外線の影響を強く受けたり、細菌に感染しやすくなります。 そして、どれだけ水分を加えても、バリアされていないのでどんどん蒸発していってしまうのです。 結果、乾燥、肌荒れ、かゆみ等を引き起こします。

 

セラミドにはたくさんの種類があります。 まずは天然セラミド。 肌への浸透率が良いのが特長ですが、原価が高いため、化粧品の値段がどうしても高額になってしまいます。

 

次は活性型セラミド。 人間の皮膚に実際にあるセラミドと似た構造をもつ合成されたセラミドで活性型セラミドT、活性型セラミドU、活性型セラミドV、活性型セラミドYがあります。

 

特に化粧品に多く含まれているのが活性型セラミド2で皮膚のバリア機能を高めるセラミドです。 髪にも存在しているもので、髪のぱさつきを改善する力もあります。

 

0.5%以上の濃度があれば効果があると言われているので、極度の乾燥肌で悩んでいる人は、どれくらいの割合で化粧品に配合されているのか、メーカーに確認してみるといいでしょう。

 

他の活性型セラミドも水分保持機能や、しわ改善機能等がありますので、いくつかの活性型セラミドが含まれている化粧品が良いと言えそうです。 天然セラミドよりも値段が手ごろですし、今は技術が進歩して合成の活性型セラミドも天然に近いクオリティになっています。

 

セラミドはもともと人間の皮膚に存在しているため、顔が極度の乾燥肌で敏感になっていても刺激物と認識されにくいことも良い点です。 セラミド入りを使ったことのない方は、ぜひ試してみてください。