静電気体質の人は乾燥肌になりやすい|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

静電気体質の人は乾燥肌になりやすい

冬になり乾燥がすすんでくると「バチッ」とくる静電気。 誰でも必ず一度は経験していますよね。 毎日のようにバチバチ来る人と、それほどこない人がいます。 その違いは何なのでしょうか。

 

実は「静電気体質の人」がいるのだそうです。 静電気体質とは、自然放電ができない人といわれています。 身体の中のプラスイオンとマイナスイオンのバランスが崩れて、体内が酸性になっているのです。

 

静電気は、発生した時に皮膚を傷つけてしまいます。 そこから細菌が入って炎症を起こしてしまったり、皮膚が本来持っているバリア機能が失われてしまう可能性があるため、乾燥肌になりやすいと言われています。

 

静電気は空気中の埃や細菌等も吸い寄せます(よくパソコンが埃まみれになるのはそのためです)。 それによって皮膚がさらに痛んでしまうことは容易に想像がつきますよね。

 

つまり静電気体質の人は、乾燥肌になりやすいということです。 冬はもともと空気が乾燥し湿度が低いうえに、静電気体質でさらに皮膚を傷つけているなんて、考えただけでも怖いですよね。

 

また、静電気体質の人は肩こり、冷えなどに悩まされ、血液がドロドロな傾向にあります。 思い当たる人も多いのではないでしょうか。

 

静電気を防ぎ、乾燥肌にならないようにするためには、まず部屋の湿度を上げましょう。 肌のために、湿度は65%以上を保つと良いと言われています。

 

そして、着る洋服の素材にも気をつけましょう。 冬によく着るフリースはポリエステルでできていますが、インナーはウールよりアクリルにした方が静電気が発生しにくいです。

 

ポリエステルとアクリルはマイナスに帯電しやすいですが、ウールはプラスに帯電しやすいからです(マイナスとプラスの組み合わせが、静電気を帯電しやすくなります)。 また化学繊維より、天然素材の衣服のほうが、静電気の発生は抑えられますので取り入れてみましょう。

 

食生活に気をつけることで、電気を放電しやすい弱アルカリ性体質を目指すことも可能です。 偏食をせず、カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなどのミネラルを多く含んだ食品を摂ることを心がけてみてください。

 

静電気はバチッと痛いだけではなく、乾燥肌の原因にもなるのです。 保湿が重要なことはもちろんですが、静電気も意識して生活してみましょう。