長風呂は乾燥肌を助長する|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

長風呂は乾燥肌を助長する

お風呂に入るのが好き、長風呂こそ唯一のリラックス法!という人は多いかと思います。 実際日本人の冬のお風呂の平均時間は約30分だそうです。

 

冷え対策に、美容に、デトックスに、指先の皮がふにゃふにゃになるまで半身浴をしている人もいるのではないでしょうか。 長風呂は良い面がたくさんありますが、反対に乾燥肌を助長するという悪い面もあります。

 

20分以上の長風呂は、もともと肌にある保湿成分(セラミド等)が流れてしまうと言われているのです。 湯船につかる前に、ボディタオルで身体をこすってしまえば、さらに角質層がはがれて、保湿成分が失われてしまいます。

 

ですので保湿成分の含まれている入浴剤を使うことが大切です。 そして保湿成分入りの入浴剤を使った場合には、シャワーなどで体を洗い流さないようにしましょう。

 

身体を洗う時は手でやさしく洗うことを心がけてください。 乾燥肌の人はボディソープを毎日使用すると、それが刺激になってかゆみの原因にもなります。 日本で普通に生活している限り、ボディソープで毎日念入りに洗わなくてはいけないほど汚れることは、ほぼありません。

 

また、短い時間のお風呂でも、お湯が熱すぎると肌の保湿成分が流れてしまいます。 美肌のためには38℃〜39℃に保つようにしましょう。 入浴剤を使用し、38℃のお風呂に短時間入ったとしても、入浴後の急激な乾燥を感じることがあります。

 

入浴している最中は肌の水分量は増えますが、お風呂から出ると、タオルドライしている間から肌は乾燥し始めているからです。 そして、お風呂から出て30分後には、入浴前より肌が乾燥した状態になっていることがわかっています。

 

もともと乾燥肌であればなおさら、水分の蒸発は早いです。 ですからお風呂から出てすぐ保湿をすることが大切なのです。 5分以内の保湿が理想と言われています。

 

お風呂から出る前に、浴室で保湿ケアする方法もあります。 身体がまだ濡れている間に、オイル(油分)等を塗るのです。 とにかく皮膚から水分を逃がさないことが大切ですから、浴室内でケアできれば肌にとっては一番良いことですよね。

 

顔も身体もお風呂上りにすぐ保湿!というとなかなか難しいと思うかもしれませんが、脱衣所に専用の化粧水とクリームを置いて日課にすれば、意外とできると思います。 くれぐれも髪を乾かしてから保湿ということにならないように気をつけましょう。