乾燥肌がひきおこす皮むけ対処法|乾燥肌の化粧品と化粧水ランキング

乾燥肌がひきおこす皮むけ対処法

朝起きて、顔の皮むけを見て驚いたことはありませんか? あるいは半そでになった初夏、肘の皮むけに気づいてあわててクリームを塗った経験はないでしょうか。

 

皮むけの原因はほとんどが乾燥からくるものです。 海や山でうっかり紫外線を浴びてしまい、2,3日後からぽろぽろ皮がむけ始めるのも、一番外側の皮膚(角質)がいわば火傷を負ったような状態で乾燥し、不要なものとして剥がれ落ちているからです。

 

皮むけ状態になった場合の対処はどのようにすればよいのでしょう? また、皮がむけてお化粧すらできないといった状況にならないために、普段からどんなことに気をつければ良いのでしょうか。

 

皮むけは「乾燥」が原因ですので、とにかく保湿重視のスキンケアが大切です。 まず皮がむけるほどひどい乾燥肌の場合、洗顔で必要な皮脂を取りすぎている可能性があります。 皮がむけている間は、ぬるま湯のみの洗顔が良いでしょう。

 

また、極度の乾燥肌には、ブースターを利用しましょう。 ブースターとは化粧水の前につける美容液のこと。 ブーストは、「押し上げる」、「後押しする」、「高める」等の意味があります。

 

ブースターには肌の角質のバリアをしっとり柔らかくする働きがありますので、その後に使う基礎化粧品の浸透力がぐんと高まります。 セラミド配合のブースターであれば、セラミドはもともと肌に存在するものですから刺激は少ないはずです。 敏感肌用のものを選べばなお良いでしょう。

 

次に化粧水ですが、必ず手でつけましょう。 手でつけると、化粧水が手に浸透してしまうと言う人もいますが、コットンでもそれは同じです。 また、手のひらのは温かいので、化粧水の浸透はコットンよりはるかに良いです。

 

そして、乳液(あるいはクリーム)ですが、あまりに乾燥肌がすすんでいるときは、水分の蒸発を防ぐ効果の高い、ワセリンをおすすめします。

 

高価なクリームを使っても、その美容成分等が極度の乾燥肌にとっては害になることもあるのです。 とにかく肌に刺激を与えない、赤ちゃんでも使えるシンプルなものでお肌を保護しましょう。

 

また、明らかに紫外線による皮むけとわかっている場合は、皮膚の炎症を抑えるためにとにかく冷やすことが大事です。 そして、無理やり皮を剥がそうとしない。 ついやりたくなってしまいますが、色素沈着を起こさないためにも、剥がすのは我慢しましょう。